ざっくりと今の私の投資方針を記すと以下の感じです。
買う銘柄の配当利回りは基本4%以上。連続増配が見込める株などで,次の増配でおそらく4%を超えると判断できるときは例外的に3%台後半でも買うことはあります。
その後ファンダメンタルを見ます。
過去10年くらい減配がないかをチェックします。減配してても,コロナで一時的に減配したけど,その後すぐ復活とか,その後増配傾向だと買うこともあります。ただ,買う株数は減らします。
減配していない,かつ,増配しているとかだと強い候補になりますが,そういうのは株価も高いので,ベストとは言えないですね。
配当性向も見ます。あまり無理してないかを見ます。100%近いことが多いとかだと消極です。
ただ,頑なに30%とかを守って配当金がグラングランしてるのも候補外です。(そもそも安定配当じゃないので切ってますが)
次に業績もチェックします。このあたりはIRBANKを見てることが多いです。
EPSの履歴を見て,今後も増配できそうか,今の配当金を出せそうかを見ます。
一時的な要因でEPSが過去の実績に比べて跳ね上がりすぎみたいなのは除外します。
あとは財務も見ます。
純資産が積み上がってるか,自己資本比率は十分か(4割以上くらい)などを見ます。
DOE基準を配当政策にしているところは純資産配当率なども見ます。
ときにキャッシュフローも見ます。営業キャッシュフローやフリーキャッシュフローがプラスで推移してるかくらい。
配当政策も見ます。累進配当,配当の下限設定とかは最高ですね。DOE採用なんかもやる気を感じるのでグッドです。「業績連動です」だけ言ってるのは基本NG。最低でも株主還元重視,安定配当重視と言ってほしい。
その後,チャートを見ます。こっちが先のこともあります。上がりすぎてると候補外です。
見てるのは日足,週足,月足,移動平均線,ボリンジャーバンド,ストキャスティクス,RSIって感じです。
基本的にローソク足を日足,週足で見て,高すぎない,下げ止まり感があるみたいなときは買います。
高配当株投資なんで基本逆張りです。ただ,配当政策の変更でストップ高とかになったやつは,その内容がよければジャンピングキャッチすることもあります。
このときも長めにチャートを見て,ストップ高水準でも過去の業績と株価に比べて行き過ぎてなければOKとします。
逆張りと順張りの組み合わせみたいな感じです。
こんな感じです。
実際には500銘柄以上持ってるので,上記基準外のもたくさん買ってます。
イメージとしては減点方式ではなく,加点方式。
ちょっとでも基準に達しないとかではじくと,買える銘柄が少なくなるので,話にならんレベルとか,何項目にもわたって赤点とか,配当金がグワングワンしてるとかじゃなければ結構買ったりします。とりあえず100株みたいに。
景気サイクルとかにもよるし,何が上がるか正直わからないので,安くてまあ買っていい水準かなっていう場合はとりあえず買うことが多いです。
あとは減配して,利回りが2%台になったり,無配になったり,連続減配したりしたら損切りします。
良い銘柄は買い増ししたいんですが,上昇時に買えないんですよね。そこが課題。
減配していなければ,業績が悪化して株価が取得価格より10%とかさがったらナンピンすることもあります。
あとは打診買いして100株しか持ってないやつがその後上がって追加買いできなかったところ,地合いが悪くなって全体が下落してつられて落ちてきたみたいなときに追加で買います。
こいつは一度上昇してるので,市場期待があることが証明されているので,ダラダラ下げたり,ずっと横ばいのやつとは違うからです。
こういうのが一瞬下げたら追加で拾うと,その後また上昇してくれることが多いです。
ダラダラ書きましたがこんな感じかなあ。